けいようこうぎょうちたい
京葉工業地帯

浦安市から富津市までの海岸線80km、約3000万坪が埋め立てられ、中核を形成する。日本で数少ない、機械工業より化学工業の割合が高い工業地域である。 昭和38年、事業用の京葉臨海鉄道が開業し、また東京に近接および東京と成田空港の間に位置することから、物流拠点としての色彩も強い。主な生産は機械・金属・食料・電力・製油・化学。近年ではウォーターフロントの再開発も進む。

引き込まれる美しさ

ほとんどの撮影シーンで望遠レンズが欠かせない
ずっと見ていられる輝かしさ

北は浦安市、南は富津市まで埋め立てられた大規模な工業地帯。
京浜工業地帯と比較して出荷額は半分程度(京浜:26.2兆円/京葉:13.9兆円 ※2014年)だが、石油化学工業の出荷額は京浜工業地帯を上回っている。

(出典「地理・京葉工業地域と千葉県の産業」を参考) そう考えると千葉県は京浜工業地帯以上の工場夜景が期待できそうだが、残念ながら京葉工業地域は埋め立て地に一般人が出入りできず、工場の周囲は大きな塀や樹木に覆われているため、間近で工場を見渡せる場所は皆無に等しい。

そのため、工場から離れた場所にある公園や展望台からの観賞・撮影がメインとなる。

  • main-photo
  • sub-photo
  • sub-photo